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恋人といたのにきっと理解されなくて、切なくて耐えきれなくて、涙が溢れてしまったのに先に眠ってしまった。 ひとりぼっちになって悲しくてどうしようもなくて猫を抱いても虚しくて、やりきれなくて終電に間に合ううちに部屋を出た。

 

寒さに耐えながら夜空を見上げたら星が輝いていて、また泣きそうになった。久しぶりにこんなにちゃんと夜空の星を見た気がした。

新宿行きの電車に乗ってあの場所へ行って、会ったことのないあの人に会いに行こうかと思ったけど、少しの躊躇いと泣いて落ちた化粧を見てやめた。

 

深夜のファミレスへ行ってタバコを吸いながらハイボールを飲んだ。向かいの席で談笑している主婦たちの会話を少し聞きながら、持っている大学の教科書を開いても虚しさが大きくてずっとスマホを触っていた深夜0時。私は一体誰。